風に吹かれてどんぶらこ~、と2006年8月、スペイン・バルセロナに流れ着きました。 ESADE MBA(18-month programme)を経由し、2008年4月より再びトーキョーに戻ってきました。
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2013年1月に読んだ本
こんなんできるんだ。
すごい!

msmkmrの本棚 - 2013年01月 (5作品)
64(ロクヨン)
横山秀夫
読了日:01月05日
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復興書店
震災から2ヶ月超。

『復興書店』というウェブサイトで、本を買った。

島田雅彦さんが発起人の、作家たちがサインやメッセージを入れた本を売って復興を支援しようというサイト。

いろいろな支援の方法があるし、どんなことも支援につなげられるんだなぁ。

一刻も早く、それが届くといいのだけど。

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タイトル買い

こないだ惜しくも行けなかったところも載ってる!
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宮部みゆき『誰か』『名もなき毒』
週末から昨夜にかけて読破した2作。

どちらも、杉村三郎という、財閥企業の社内誌編集者(そして、その財閥企業トップの娘婿だったりする)がある事件や依頼を探っていくというストーリー。

衝撃的な何かが起きるというよりは、小さなエピソードや人間の心の機微(特に暗部)がつまびらかになる。
おさまるところにおさまるので、読後感は悪くないんだけど、やや物足りなかった。
『名もなき毒』の方は、東野圭吾の『悪意』と似た感じを受けた(理由が説明しきらない「悪意」がテーマ)。
底冷えするような暗さという意味では、後者に軍配かな。

ただ、先を読みたくなる文章は相変わらずで、だからこそ昨夜は『誰か』を一気読みしてしまった。おかげでネムイzzz

ちなみに、昨年の読み納めは、東野圭吾『新参者』。
今年の読み始めは、奥田英朗の『オリンピックの身代金』。
・・・感想書きまっす。
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サイン本
20091108210800
残り2冊、つい手が出た。
ほーんと、独特の字体・・・

脇の2冊は、本格的な小説が読みたいと思って購入。
ずっと、「たちはら せいしゅう」だと思っていたのだが、「たちはら まさあき」だったのね、初めて知った。

ホットヨガ、部屋の温度のせいか、今までにないスピードで汗が。
こわばっていたところもグーッと伸ばして、いい気持ち。
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年末年始に読んだ本
とりあえず、思い出せるだけ。

【新規】
◆三浦しをん『光』
芸域が広いというのだろうか、いろんな物語を紡げる人なので、近年お気に入り。
これは・・・・・・黒い!!!
メタリックグレーの黒さを想像した。

◆天童荒太『悼む人』
寡作の人、待望の新刊。
文章は淡々としているのに、いつのまにか突き刺さっていて、今回も考えさせられた。
超個人的には、自分が死んだら生きている人には自分のことは忘れてほしい、と思っているので、悼む人に見つかるような死に方はできれば避けたい、というところ(笑)

この作品、今年上半期の直木賞候補に。
どっちかというと、芥川賞かなと思っていたのだが。
ただ寡作だけに、ご本人がいやでなければ今回で獲っていただきたい気も。

◆辻仁成『右岸』&江國香織『左岸』
『冷静と情熱のあいだ』に続く、江國香織さんとのコラボレーション作品。
『冷静と・・・』のような、恋愛の恋の部分を前面に押し出したものではなく、ある男女の人生(子どもから50歳くらいまで)と、彼らの間の愛情(恋愛というよりは、思いやりに近いもの)のお話。

『右岸』はオカルト系のエピソードが出てくるので、初読の読後感は江國さんの方がよかったが、再読していくうちに辻さんの方が好みに。

◆宇江佐真理『無事、これ名馬』
母に勧められて読んだ。
頼りない武士の家の長男が、町の火消しの親分に「拙者を、男にしてください!」と弟子入り。
とにかく、主人公のたろちゃん(村椿太郎左衛門)がかわいい。
読後感がかなりよい。心が温まる。


【再読】
◆高村薫『マークスの山』
何度も読み返して、話の筋も展開も分かっているのに、読むたびに新たな驚きと楽しみを与えてくれる作品。
高村さんも最近AERAのエッセイしかみない・・・新作が読みたい!

いつの間にか合田雄一郎の年を超えてしまったよ・・・ってのが、今回の驚きorz

◆江國香織『冷静と情熱のあいだ - Rosso』
こちらは、だんぜん江國さんの方が好み(本当の結末は、辻さんの方に暗示されているのだけども)。
主人公の性格もあるのだろうけど、切ない。
フィレンツェとミラノに行ったので、よりリアルな想像をしながら読むことができた。
愛し合う者たちのドゥオーモである、フィレンツェのそれにはのぼらなかった(あまりの行列に断念)ので、いつか再訪したし。

◆大崎善生『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』
彼の女性の描き方は、世の男性の理想の権化!という感じ。
美化しすぎというか、男性のファンタジーが爆発している。
の割に、本棚の整理をしようとすると、「いつも処分候補に入りながら、生き延びる」本の1冊でもある(笑)
ただ、冒頭の一文、"人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない"はしみる。
それから、傘の自由化の話も。

◆奥田英朗『泳いで帰れ』
『空中ブランコ』などの伊良部シリーズでおなじみの作家の、アテネオリンピック観戦記。
思うさま毒舌を吐いているので、おもしろい。それが共感できるかどうかは別として。
最後まで読むと、ようやくタイトルの意味が分かります。

(追加)◆江國香織『薔薇の木枇杷の木檸檬の木』
9人の女性と、彼女たちを取り巻く男性たち。
彼らは、それぞれがいろんな関係でつながっている。
いろいろな女性たちが出てきて、それぞれがいろんなものを持っていて、でも満たされない部分もあって。
彼女たちに共通する、自分の人生を生きる勇ましさが、とても好きな小説。

(追加)◆青木新門『納棺夫日記』
モックンがこれを読んで、映像化したいと思った本(映画『おくりびと』になった)。
内容に比して、さわやかというか清廉された筆致だなと思ったら、この方はかつて文学を志した人だったのですね。
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梁石日『闇の子供たち』
ずしりとくる、あるいはガッツリしたものが読みたいと思って手に取った本。
結果的には、ずしりもガッツリも超えてしまった。
1週間くらい前に読み終わっていたのだけど、間をおかないと書けなかった・・・
天童荒太の『家族狩り』も読んでいてかなり辛かったが、この本はダントツ。

舞台はタイで、人身売買、売られた幼い子供(8歳~)の売春、それを買うペドフィリアたち(日本語ではいたたまれないので・・・)、病気になった子供の行く末、臓器売買・・・それと闘おうとするNGOの日本人職員の話。

心がひたすら暗くなる、直接的な描写の連続。
大げさでなく、これでもかこれでもかと続く。
小説の形をとっているので、フィクションだと言い聞かせながら読み進める。
・・・でも、大なり小なり似たようなことが現実では起きているのだろう。

結局は、先進国であってもそうでなくても、社会的弱者といわれる人々がいろいろなことのしわ寄せを真っ先に受ける(傾向が強い)。

自分に何ができるのだろう、とか、自分の生活はそういうことの上に成り立ってるのかもしれない、とかそういうことじゃなくて、ただただ、残酷な現実がこの世にはありすぎるほどある、ということを突きつけられた。

ああいう終わり方も、結局は小説だから、という落とし前をつけるためなのかな、と思った。
もしこれが事実で、この本が小説の形を借りたノンフィクションなのだとしたら、これもまたそれを伝えるペンの力。
作者がこれを書いた意図、機会があればぜひ知りたい。
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