風に吹かれてどんぶらこ~、と2006年8月、スペイン・バルセロナに流れ着きました。 ESADE MBA(18-month programme)を経由し、2008年4月より再びトーキョーに戻ってきました。
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年末年始に読んだ本
とりあえず、思い出せるだけ。

【新規】
◆三浦しをん『光』
芸域が広いというのだろうか、いろんな物語を紡げる人なので、近年お気に入り。
これは・・・・・・黒い!!!
メタリックグレーの黒さを想像した。

◆天童荒太『悼む人』
寡作の人、待望の新刊。
文章は淡々としているのに、いつのまにか突き刺さっていて、今回も考えさせられた。
超個人的には、自分が死んだら生きている人には自分のことは忘れてほしい、と思っているので、悼む人に見つかるような死に方はできれば避けたい、というところ(笑)

この作品、今年上半期の直木賞候補に。
どっちかというと、芥川賞かなと思っていたのだが。
ただ寡作だけに、ご本人がいやでなければ今回で獲っていただきたい気も。

◆辻仁成『右岸』&江國香織『左岸』
『冷静と情熱のあいだ』に続く、江國香織さんとのコラボレーション作品。
『冷静と・・・』のような、恋愛の恋の部分を前面に押し出したものではなく、ある男女の人生(子どもから50歳くらいまで)と、彼らの間の愛情(恋愛というよりは、思いやりに近いもの)のお話。

『右岸』はオカルト系のエピソードが出てくるので、初読の読後感は江國さんの方がよかったが、再読していくうちに辻さんの方が好みに。

◆宇江佐真理『無事、これ名馬』
母に勧められて読んだ。
頼りない武士の家の長男が、町の火消しの親分に「拙者を、男にしてください!」と弟子入り。
とにかく、主人公のたろちゃん(村椿太郎左衛門)がかわいい。
読後感がかなりよい。心が温まる。


【再読】
◆高村薫『マークスの山』
何度も読み返して、話の筋も展開も分かっているのに、読むたびに新たな驚きと楽しみを与えてくれる作品。
高村さんも最近AERAのエッセイしかみない・・・新作が読みたい!

いつの間にか合田雄一郎の年を超えてしまったよ・・・ってのが、今回の驚きorz

◆江國香織『冷静と情熱のあいだ - Rosso』
こちらは、だんぜん江國さんの方が好み(本当の結末は、辻さんの方に暗示されているのだけども)。
主人公の性格もあるのだろうけど、切ない。
フィレンツェとミラノに行ったので、よりリアルな想像をしながら読むことができた。
愛し合う者たちのドゥオーモである、フィレンツェのそれにはのぼらなかった(あまりの行列に断念)ので、いつか再訪したし。

◆大崎善生『パイロットフィッシュ』『アジアンタムブルー』
彼の女性の描き方は、世の男性の理想の権化!という感じ。
美化しすぎというか、男性のファンタジーが爆発している。
の割に、本棚の整理をしようとすると、「いつも処分候補に入りながら、生き延びる」本の1冊でもある(笑)
ただ、冒頭の一文、"人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない"はしみる。
それから、傘の自由化の話も。

◆奥田英朗『泳いで帰れ』
『空中ブランコ』などの伊良部シリーズでおなじみの作家の、アテネオリンピック観戦記。
思うさま毒舌を吐いているので、おもしろい。それが共感できるかどうかは別として。
最後まで読むと、ようやくタイトルの意味が分かります。

(追加)◆江國香織『薔薇の木枇杷の木檸檬の木』
9人の女性と、彼女たちを取り巻く男性たち。
彼らは、それぞれがいろんな関係でつながっている。
いろいろな女性たちが出てきて、それぞれがいろんなものを持っていて、でも満たされない部分もあって。
彼女たちに共通する、自分の人生を生きる勇ましさが、とても好きな小説。

(追加)◆青木新門『納棺夫日記』
モックンがこれを読んで、映像化したいと思った本(映画『おくりびと』になった)。
内容に比して、さわやかというか清廉された筆致だなと思ったら、この方はかつて文学を志した人だったのですね。
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まぁちゃんのブログぜーんぶ読んだよ。旅行、グルメ、読書・・いろいろあって楽しい。今年も宜しくね。
Zen | URL | 2009/01/10/Sat 12:17 [編集]
えーと・・・
>Zenさん
今年もよろ・・・???
ごめんなさい、お手数ですが、メールフォームから本名にてメッセージいただけると助かります^_^;

よろしくお願いします<(_ _)>
まぁ | URL | 2009/01/11/Sun 23:28 [編集]

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